気づき
医学部受験で成功するために必要なのはマシンのようにただひたすら黙々とやるべきことを続けられるかどうかだ。
高校生の時まで、いや、浪人一年目の時までは夢を持つこと、モチベーションを高く持つことが大事だと思ってた。それがある方が辛い時頑張る原動力になると考えていたからだ。実際そのようなことを友達や周りの人に言われた。「君は夢があるから踏ん張れそうだね」
確かにこの考えは間違ってはいないと思う。でもただ医学部に合格すると言う点でそれは必要ない。夢なんてなくてもモチベーションなんてなくても医学部に合格している人はいる。医者になる時どんな医者になれるかどんな人間になるかには大きく関わってくると思うけどね。
私が間違っていたのはうまくいかない時どうしたらモチベーションを高く保てるかを考えてしまったことだ。そうじゃない。モチベーションを維持できないのは当然でモチベーションを上げてから勉強に向かうのではなく下がっているときにも当たり前に勉強に取り組めるかが重要だということに気づいた。
だから、マシンのように淡々とこなすことが大事。思考を止めて分析をやめるということではない。どうしたら習得度を高められるか、一周する時間を短くできるか、どう工夫したら無駄な時間をなくせるかは常に考えるべきだとは思う。無駄な時間の中にどうして今勉強しているか、どこの医学部に行きたいか、どこの医学部がどんな勉強ができるか調べたり考えてる時間は無駄だ。これに気付いただけでもよかったなと思った